「阿爾及」あ、る…きゅう? え、じぇりあて読むん!?

情勢が不安な海外こわい。
海外では習慣も考え方も違うし何か誤解されても私じゃ言葉が通じなくて説明もできない。
そんな大変な場所で働いている人達には頭が下がる。

ところで人質事件の実名報道には、大衆の代弁者だから絶対正義であるとでもいうような報道側の驕りを感じたり。

「男は腕力が強いから殴るな。女は口が達者だから挑発するな」ってどこで聞いた言葉だっけ。
どちらも過ぎると暴力なのでお互い慎みましょうって話。

例えば、臓器移植で救われる人は沢山いるし亡くなった人に検体してもらうのも医学の進歩のために必要な事だけど本人や家族の了解を得られなければできない事じゃん。
人質事件で亡くなった人の実名を全世界に報道する事がどれだけ社会に必要な事かよくわからんけど、関係者が拒否してるなら慎むべきだったんじゃないかなあ。
それでも本当に必要な情報だったというなら関係者への説得の手間を省いたらあかんと思う。

強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」てマーロウも言うてるやないですか。
なんぼ大衆の対弁者や言うても、思いやりを忘れてその力を振りかざした時「大衆の代弁者」の資格を失うんじゃないですかね。